シマ_ブログ セッターのお悩み解決します

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トス練習は少しの工夫で実践的なものに変わります!

こんにちは シマです!

コロナ禍で練習が思うようにできないと感じる方、多いと思います。
練習時間が短くて物足りないと感じませんか?
試合まで時間がなく焦っている人もいると思います。

そんな時は練習の仕方を工夫すれば良いんです!
工夫した練習を行えば短時間でも濃い練習ができます。

どう工夫するかをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

 パス練習での工夫

距離はバラバラで行う

試合中は必ず一定の場所にボールが返ってくるとは限りません。
サイドまでの距離は基本的にいつもバラバラです。

実践に近づける為にパス相手に1回1回自分との距離を変えてもらいましょう。
パスを上げる際の力加減を掴むことが出来ます。

ボールに回転をかけてもらう

セッターにとってボールの回転は敵だと思います。
回転のせいでドルブルを取られることもありますよね。

反則を取られないようにするには練習あるのみです。
回転が掛かっているボールのトスは指に力を入れて弾くようにボールを上げます。
相手に回転を掛けてもらって練習しましょう。

スパイク練習での工夫

返球はバラバラに

ワザと1球目の返球を乱してもらいましょう。
乱れた場所からトスを上げる練習ができます。

アタックラインよりも手前に上げてもらっても良いと思います。
2段トスの練習も同時に行えます。

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実際にスパイカーがいるのでパス練習よりも実戦的で緊張感をもって取り組めます。

返球の高さを変えてもらう

試合中は返球の高さも一定ではありません。
高くあがったり、低いライナー性の場合もあります。

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高く上がったボールはトスの際に反則を取られる可能性が上がります。
低い返球の場合、オーバーかアンダーか中途半端な高さで返ってくるときもあります。

一定の高さで返ってくるよりも乱してもらった方がかなり練習になります。

まとめ

以上がトス練習の工夫の仕方です。

今回は基本的な練習での工夫の仕方を紹介しました。

練習時間が短くても工夫次第で練習の濃さは大きく変わってきます。
短い練習時間でいつも通りの練習をやっても大した練習にはなりません。
逆に練習を工夫して行えば短い時間でも濃い練習ができます。

他のチームより短い練習時間を補うには練習の工夫しかありません。
試合に勝つためにもより良い練習を行いましょう!

最後まで読んで頂いてありがとうございました!
また次回!