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オーバーハンドの練習方法

こんにちは シマです!

今回はオーバーハンドの練習方法についてです。
セッターはトスを上げるのが仕事なのだから不得意のままではいけません。そのままにしていたら当然のように他のセッターがスタメンになります。
前回のアンダーの練習方法のように家でも簡単にできる練習方法もあります。
チームの人たちが家で休んでいる中コツコツと練習を続けていれば必ず上手くなります!

試合に出るためにも、さらに技術を上げて試合に勝つためにもぜひ実践してみてください!

 

オーバーの姿勢

まずはオーバーの基本的な姿勢です。

これから紹介する練習方法でもこれらを意識して行ってください。

1.肘を開きすぎず曲げすぎない
2.上げる方向に体を向ける
3.足を肩幅くらいに開き、膝を軽く曲げる
4.おでこの前で構えて、上目づかいでボールを見る

以上が基本的な姿勢です。

この姿勢を作るためにもボールの落下地点に素早く入ることも意識してください。

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オーバーの練習方法

直上パス

オーバーの姿勢を作り自分の真上でトスを続けます。最初は乱れることもありますが回数を決めてやってみてください。最初の位置から動かずに続けられるのがベストです。
慣れてきたら段々トスの高さを上げていってください。ボールを飛ばす感覚、高く上がったボールのトスのやり方を同時に練習できます。

壁パス

ある程度壁との距離をとりトスを上げて跳ね返ってきたボールでまたトスを上げるのを続けていきます。徐々に距離を遠くしていくことで膝の使い方、膝を使ってトスを上げる感覚がわかってきます。一度ボールをキャッチすることでトスを上げる時の姿勢も確認できます。

対人パス

最初は5mくらいの距離でパスを行います。徐々に距離を離していってボールを上げる高さも上げていきましょう。ボールをわざと自分と離れたところに上げてもらうことで落下地点に素早く入る→姿勢を作る→膝を使ってトスを上げるの流れを練習できます。相手がいることで目標の場所に向かってトスを上げる練習もできます。周りに人がいる時は声を掛けてやってみてください。

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指立て

腕立てと同じ体勢をとって指だけを床につけて体を上下させます。高く上がったボールをトスする時には指の力が大切になります。指の力が強くなればドリブルの反則を取られなくなります。

まとめ

以上がオーバーハンドの練習方法になります。今までセッターに向けての記事を書いておきながらまだオーバーの練習方法を紹介していなかったことに7記事目でようやく気づきました(笑)

4月に入り学校に入学しバレー部に入った方にもおすすめの練習方法です。

セッターをやるからにはオーバーができないと試合には出れません。オーバーの姿勢も意識しながら日々の練習に取り組んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。また次回!