シマ_ブログ セッターのお悩み解決します

現役セッターが悩みを抱えているセッターへ発信します!

ジャンプトスの練習方法

こんにちは シマです!

今回はジャンプトスの練習方法です。
前回のジャンプトスのやり方でも書きましたが、ジャンプトスをできるようになればネットを超えそうなボールをトスにできるようになりますし、クイックを合わせやすくなります。
多彩な攻撃を組み立てられるように練習しましょう!

 

ジャンプトスをするときに意識すること

1.落下地点に素早く入る

これは前回にも書きましたが、落下地点に入るスピードを速くすればトスの体勢を作りやすくなりますし、味方、相手の状況を確認する余裕もできます。

素早く落下地点に入るのがまだ難しい人は、定位置より1、2歩アタックラインに近づくのがオススメです。

そうすることで、Aパスが返ってきた場合は少し動くだけで定位置にはすぐ戻れますし、乱れた場合でも定位置より手前にいるので落下地点に入るまでが速くなります。

f:id:sima__blog:20210428203528j:image

2.体全体をトスを上げる方向に向ける

Aパスが返ってきた場合は体をネットと平行になるように、乱れた返球をトスする場合は上げる方向に体を向けましょう。
体をトスの方向に向けることで距離感がつかみやすくなりますし、逆にトスの方向に体が向いていないとトスがそもそも上げづらいです。

3.しっかり止まってトスを上げる

ボールの落下地点に入ったらすぐにトスを上げるのではなく一度しっかり止まってからトスを上げましょう。
止まらずにそのままトスを上げると体が流れてしまいます。そうすると、トスも体が流れていく方向に一緒に流れていきます。
どういう事かというと、ネットの方向に体が流れてる場合はトスもネットの方向に流れていき、自陣コート方向に体が流れている場合はトスが割れていきます。
f:id:sima__blog:20210428205132j:image

ジャンプトスの練習方法

1.直上パス

これは前回の通常のトスの練習方法と一緒ですね。
真上にジャンプトスでボールを上げて、それをまたジャンプトスで上げるのを繰り返します。慣れていくにつれて最初の位置から動かずに続けられるようになります。

2.しゃがんで直上パス

しゃがみ方は、野球のキャッチャーのようなものでも膝立ちでもなんでも大丈夫です。
しゃがむことでいつものように膝を使えないので肘、手首を使ってトスを上げる練習になります。

僕もこの練習方法を教えてもらってやりましたが、最初の方はボールがいろんな方向に上がってしまいボールを取りに行くことが多くありました。
普通の直上パスで慣れてからやると良いと思います。

f:id:sima__blog:20210428210044j:image

3.バスケットボールでの練習

バレーのボールより大きくて重いので普通のようにトスを上げても全く飛びません。
膝、肘、手首以外にジャンプの勢いなども使ってトスを上げる練習になります。

ただ、無理に高く上げたり遠い距離にあげたりするのはやめましょう。ボールの重さがバレーのボールと比べてすごく重いのでケガの危険性が大きいです。

壁に向かってトスをして返ってきたらキャッチ→壁に向かってトスという流れで練習するのがオススメです。

まとめ

以上がジャンプトスの練習方法です。
ジャンプトスをすることで、トスを上げる位置が高くなるのでスパイカーにトスが届くのが速くなりますしブロックが揃いきる前に打ってもらえます。
その他に、クイックが合わせやすかったりツーアタックで得点も狙えます。

色々な攻撃を組み立てられるようになれば絶対に試合に出れますし、勝つことだって出来ます。

頑張って習得を目指しましょう!

最後まで読んで頂きありがとうございます!
また次回!